【管理栄養士監修】水分たっぷり!すいかを食べて夏を乗り切ろう!
公開日:
2016年9月12日
最終更新日:
2022年7月27日
みずみずしい!定番の果物「すいか」
7月27日は、すいかの消費拡大を願って、すいか生産者のグループが制定した「すいかの日」です。
夏の果物を代表するすいかの縞模様を綱(つな)に見立てたことから、夏の綱[な(7)つのつ(2)な(7)]で7月27日になりました。
すいかはサクサクとした食感で、さっぱりとした甘さの果汁がたっぷり。
夏の暑さと喉の渇きを癒すには最適の食材です。
果肉のほとんどが水分ですが、体にうれしい栄養も詰まっています。
今回はすいかについて、選び方からおすすめのレシピまで詳しくご紹介します。
すいかはほとんどが水分です
果肉の約90%が水分ですが、βカロテンや赤い色素成分でもあるリコピン、カリウムなどの栄養が多く含まれています。また、シトルリンというアミノ酸の一種も含まれ、おいしいだけではなく、食べるだけでさまざまな栄養がとれる、うれしい果物なのです。
選び方のポイント
すいかは果皮にツヤがあり、緑と黒のコントラストがはっきりしているものを選びましょう。 軽くたたいてみた時に「ぽんぽん」と弾む音がするすいかは、食べ頃の合図です。 近年では、糖度や熟度がセンサーでチェックされて出荷されていますが、できるだけおいしいすいかを選びたいですよね。
調理のポイント
人間の舌は冷たすぎると甘みを感じにくくなるという性質があります。そのため、すいかは食べる直前に冷やすのがよいでしょう。また、中心部分が最も甘いので、そこから放射状に切ると、おいしさがそれぞれ均等に行き渡ります。
生食だけでなく、スムージーやシャーベットなどに活用するのもおすすめです。
さらに、皮にも栄養があるので、ピクルスやサラダ、炒め物などにしても楽しめます。軽く塩でもんでから使うと、水っぽくならず、味もなじみやすくなります。
旬と保存の方法
すいかの旬は6~8月前後で、季節の変化とともに産地が北上するため、比較的長い期間おいしく食べることができます。
1玉まるごどのすいかは風通しのよい冷暗所で保存します。カットしたものは切り口をラップで包み、冷蔵庫の野菜室へ。冷やしすぎると風味を損なうことがあるので、注意しましょう。
また、鮮度が落ちやすいので、早めに食べきるようにしましょう。
一度に食べきれないときは、ひと口サイズに切って冷凍保存がおすすめです。凍ったままスムージーなどでいただけます。
旬のすいかを食べて、暑い季節を元気に乗り切りましょう!
そのまま食べるだけじゃない!すいかのおすすめレシピ
すいかの栄養価
<参考文献>
農林水産省・北陸農政局・今月の園芸特産作物:7月 すいか
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