読む、えいよう

「ズッキーニ」はかぼちゃの一種。カリウム・βカロテンを含みます

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日本では比較的歴史が浅く、1980年代に広まり始めたズッキーニ。近頃では店頭でよく見かけるようになり、年間を通じて流通していますが、初夏から夏にかけての旬の時期は、より手頃な価格で買うことができます。

調理しやすく淡白な味わいで、さまざまな料理に活用できるのも魅力です。

今回は、ズッキーニについて栄養価や調理方法についてご紹介します。

カリウム・βカロテンを含む淡色野菜

きゅうり(ウリ科キュウリ属)に似た見た目ですが、ウリ科カボチャ属の植物で、じつはかぼちゃの仲間です。かぼちゃは緑黄色野菜ですが、ズッキーニは淡色野菜。カリウム・βカロテンなどを含んでいます。

突出した栄養素はありませんが、むくみを予防するカリウムや、抗酸化作用のあるβカロテン、ビタミンCなどを含んでいます。

選び方のポイント

表面がなめらかでハリがあり、太すぎず、太さは均一なものを選びます。ヘタの切り口がみずみずしいものが新鮮です。皮が黄色いものや丸形の品種もあり、黄色いズッキーニは、緑色のものに比べて皮が薄く、より、くせのない淡白な味わいです。

まれに、食べて苦味を感じることがあるかもしれません。苦味はウリ科の植物に含まれる「ククルビタシン」という成分によるもので、通常はその含有量が少なく人体への影響はありませんが、含有量が多いものを食べると食中毒を引き起こすことがあります。ヘタに近い部分で味見をしてみて、もしも強い苦味を感じたら、食べずに廃棄しましょう。

保存方法

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温度が低すぎたり乾燥させたりすると、味が落ちやすくなります。1本ずつペーパータオルか新聞紙を巻いてからラップで包み、冷蔵庫の野菜室に、ヘタを上にして立てて保存しましょう。

また、輪切りにして冷凍用保存袋に入れ、1ヶ月間ほど冷凍保存もできます。凍ったまま煮込み料理や炒めもの、スープなどにどうぞ。

調理のポイント

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ヘタを切るだけで、あとは皮をむく必要もなく、下ごしらえがラクチンなズッキーニ。煮込み料理やオーブン料理など、加熱調理することが多いですが、薄く切って塩もみをすれば、生でもおいしくいただけます。長時間煮る場合は、煮崩れしないよう、ある程度厚みのある切り方にするとよいでしょう。

また、洋風メニューのイメージが強いですが、やさしくくせのない味わいは、みそ汁やきんぴらなど、和食にもよく合います。さまざまなレシピにトライしてみてくださいね。

ズッキーニを使ったおすすめレシピ

えびとズッキーニとじゃがいものガーリックソテー
ズッキーニ、えび、じゃがいものシンプルなガーリックソテー。パルメザンチーズを加えて塩分控えめに。
ラタトゥイユ
夏野菜を使ったラタトゥイユ。ズッキーニがほかの野菜と相まって、さらにおいしく。
鶏手羽元のレモンしょうゆ焼き
オーブントースターで、ズッキーニ、パプリカ、鶏手羽元を焼いた香ばしい一皿。

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編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士
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