忘年会・新年会シーズン到来!お肉の食べ過ぎリセットのコツ
公開日:
2015年11月30日
最終更新日:
2022年12月7日
年末年始はごちそうパラダイス
肉汁したたる牛ステーキに、豚バラとろけるアツアツ鍋、フライドチキンにかぶりついて…。
宴会やパーティーが続く年末年始、ついついお肉を食べ過ぎて胃がもたれたり、お腹が張ったり…なんてことはありませんか? ふと気づけば体重が増えていた、なんてこともあるのではないでしょうか。
今回は、健康的に年末年始のごちそうを楽しむコツをご紹介します。
お肉の食べ過ぎは消化不良を起こす
肉などの動物性たんぱく質は、大豆などの植物性たんぱく質に比べ消化されにくく、大量にとり過ぎると胃腸に大きな負担がかかります。 またお肉の食べ過ぎは、動物性たんぱく質や脂質をエサにする「悪玉菌」の増加にもつながる場合があります。
悪玉菌の増加で腸内環境は悪化
人の腸内には、体に良い影響を与えたり、腸を酸性に保ち悪玉菌の増殖を抑える「善玉菌」と、毒素や発がん性物質をつくる「悪玉菌」がいます。お肉を食べ過ぎると悪玉菌が増加し、善玉菌の働きを抑えてしまいます。
腸内細菌と密接な関係があるといわれているのが、肥満や糖尿病、大腸がん、動脈硬化症、炎症性腸疾患などの症状や病気。これらがある方の腸内環境は、そうではない方と比べて、著しく変化していることが考えられています。
そのため、腸内環境を整えることはとても大切です。
発酵食品と食物繊維で腸内環境をリセット
お肉を食べ過ぎてしまったら、発酵食品やオリゴ糖、食物繊維が豊富な食事で腸内環境を整えましょう。
発酵食品といえば、納豆やヨーグルト、漬物などですね。 食物繊維はキノコ類や豆類、海藻、根菜などに豊富に含まれます。また、野菜は生よりも茹でたり炒めたりすることで、かさが減り食べやすくなるため、効率よく食物繊維をとることができます。
気の合う仲間同士や家族で囲むごちそうは、格別のおいしさです。腸内環境を整えて、健康的にごちそうパラダイスを楽しみましょう。
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