豚肉のカロリーを抑える豆知識
公開日:
2016年2月3日
最終更新日:
2021年2月17日
なんとバラの脂質はヒレの18倍
豚肉は部位によって脂質の量が異なります。脂質の量が多い順番に、バラ、ロース・肩ロース、肩、モモ、ヒレ。脂質の一番少ないヒレを基準に考えると、バラの脂質はなんと、18倍。 豚肉は種類を適切に選んだり、調理にひと工夫を加えるだけでぐんとカロリーを抑えることができます。今回は、そんな豚肉をヘルシーに調理するコツをご紹介します。
※写真は左から、バラ、ロース、肩ロース、ヒレの順番に並んでいます。
料理に適した部位選び
ヒレがいくら低カロリーといっても、何にでもヒレを使うことをおすすめするわけではありません。料理には適した部位があるのです。例えば、煮込み料理には肩やバラ、しょうが焼きには肩ロース、豚カツならロースやヒレ。このほか、焼き豚ならロースやバラ、ステーキならモモやヒレが向いています。
どんなにヘルシーな料理でも、おいしくなければ続けることはできません。それぞれの料理に適した部位を選び、おいしく健康的な食事を楽しみましょう。
ひと手間でヘルシーに
脂身を取り除く
豚肉を上手に活用しながら、プラスひと手間で脂質がカットできます。その1つが脂身を取り除くこと。ロースや肩ロース、肩、モモといった脂身つきの肉は、調理前に白い脂身を包丁で切り落とすことで、15~40%の脂質がカットできます。
浮いた脂を取り除く
また、脂身が切り落とせないバラにもヘルシーにいただくコツがあります。 カレーを作るとき、具材を煮込んでルーを入れる直前の段階でいったん冷ましておきます。翌日、スープの表面に浮いた脂を取り除くことで脂質がカットできるのです。
いかがでしたか?豚肉をヘルシーにするコツを取り入れて、おいしい料理を楽しみましょう。