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意外と多い、お菓子の「あぶら」

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コンビニエンスストアやスーパーなどに並ぶ、おいしそうなお菓子。どれもしっかりと栄養成分の表示があるので「エネルギー(カロリー)」や「糖質」を気にしながら選んでいる人も多いのではないでしょうか。ただ、お菓子には意外と脂質が多く含まれているものもたくさんあります。

お菓子に含まれる脂質量

例えば、ポテトチップスは揚げているので脂質が高いのは想像がつくでしょう。そのほかの代表的なお菓子について、ごくごく一般的な量に含まれている脂質量を伝えます。カロリーとしての数値を知りたい場合は、脂質は1g=9kcalとして考えてください。

●ポテトチップス(1袋・約60g・約332kcal)…約21.1g
●板チョコレート・ミルク(1枚・約60g・約335kcal)…約20.5g
●ドーナツ・プレーン(1個・約60g・約232kcal)…約7g
●ショートケーキ(1個・約100g・約327kcal)…約13.8g
●シュークリーム(1個・約60g・約137kcal)…約6.8g
●プリン(1個・約90g・約113kcal)…約4.5g
●アイスクリーム・バニラ(1個・約100g・約212kcal)… 約12g
●ラクトアイス(1個・約100g・約224kcal)…約13.6g
●大福(1個・約90g・約212kcal)…約0.5g
●みたらし団子(1串・約55g・約108kcal)…約0.2g
※日本食品標準成分表2015より

ちなみに、サラダ油は大さじ1=約12gなので、ポテトチップスの脂質量はサラダ油約大さじ2、アイスクリームの場合は大さじ1というわけです。

一日のエネルギー量が1800kcalの健康な方の場合、脂質の目標量は40〜60g。このうち、あくまでも目安ですが、間食で摂取していい脂質量は約5g(45kcal)になります。これをふまえるとお菓子の脂質量がいかに多いかがわかります。
一袋や一個をまるっとすべて食べるのではなく、小袋入りのものを選んだり、量を加減したりして、楽しむようにしましょう。

適量を摂ることを心がけて

脂質を摂りすぎると肥満につながるほか、脂質異常症などの生活習慣病にもつながります。とはいえ、脂質は、からだにとってはなくてはならない大切な栄養素。エネルギー源のひとつですし、からだの機能を整えるホルモンの材料の一種でもあります。まったく摂らないというわけではなく「摂りすぎずに、適量を心がける」ことが大切です。

市販のお菓子を選ぶ際には、脂質量にも注目しましょう。
また、自分で脂質量を調節したい場合には、手作りするという方法もあります。脂質量の少ないおやつを紹介するので、ぜひ取り入れてみてください。

■脂質2.4g。ホットケーキミックスを使った失敗しにくいレシピです。

アップルローズケーキ
by おいしい健康さん

■脂質1.9g。少しコツが必要ですが、オイルを使わずともふんわりとした焼き上がりです。

■脂質1g。ヨーグルトを水切りして、濃厚な味わいに仕上げました。

水切りヨーグルトでティラミス
by おいしい健康さん

■脂質3.4g。こくのあるソースで、満足感のある一品に。

■脂質1g。白玉に絹ごし豆腐を加えてヘルシーなおやつにしました。

あずき缶でつくる 白玉おしるこ
by おいしい健康さん
編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士