酢を使いこなせば、料理のレパートリーが広がります
公開日:
2016年5月12日
最終更新日:
2021年6月1日
料理の味を引き立てる調味料「酢」
酢は、料理にさわやかな酸味をつけるだけでなく、わずかな量を料理に加えるだけで、旨味を引き出し、深みのある味に調えてくれます。また、素材や他の調味料の味を引き立てる役割もあります。
さらには、アク抜きや色だし、肉や骨をやわらかくするなど、大活躍してくれる調味料。酢の物に限らないひと味違った活用法をご紹介します。
酢の意外な使い方
酢のものや、サラダのドレッシングに加えるなど、あえる料理に酢を使うのはなじみがあるもの。ここでは、炒め物や煮物でのひと味ちがった酢の使い方を紹介します。
炒め物の仕上げに
炒め物の最後に鍋肌から酢を加えると、余分な油っぽさが消え、さっぱりとおいしく仕上がります。塩、醤油、オイスターソースなどの調味料との相性もいいので、ぜひお試しください。焼きそばなど麺類にもおすすめです。
スープ料理に
スープに酢を加えると、味にコクが出て、深みのある仕上がりになります。中華スープやミネストローネなどにも合います。
濃い味付けの料理に
味噌やしょうゆ、砂糖などの量を減らして酢を加えて煮込むと、コクはありつつも、飽きのこないバランスのとれた味に仕上がります。さらに、酢には臭みを抑える効果もあるので、サバの味噌煮、豚の角煮などに加えるのも便利です。ラーメンにもおすすめ。食べている途中から加え、味を変えても楽しめます。
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