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「1週間あんしん献立だより」5月のおすすめ献立

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新緑が美しい季節になりました。買い物へ行けば色とりどりの旬食材が並び、選ぶのも楽しいものです。

おいしい健康の1週間あんしん献立では、筑波大学附属病院監修のもと、糖尿病患者さん向けの1週間分の夕食を提案。 1日のエネルギー摂取量が1600kcalの方に合わせた献立を、月替りでお届けしています。

糖尿病ではない方にも“健康的な食事”として、楽しんでいただける内容になっています。 5月の献立のテーマは「新緑の季節に 春を食べる献立」です。

5月の1週間献立

土曜日 旬食材をふんだんに使った春の和食献立
日曜日 春の香りと甘味を楽しむ ポークソテー献立
月曜日 ご飯がすすむ 中華風卵とじ献立
火曜日 簡単なのに華やか エスニック献立
水曜日 香りと食感を楽しむ あじの漬け丼献立
木曜日 うま辛味が食欲をそそるユッケジャン献立
金曜日 パスタが主役 忙しい日のスピード献立

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5月のピックアップ献立

今回ご紹介するのは、木曜日の「うま辛味が食欲をそそるユッケジャン献立」。 主役は、ご飯が進むユッケジャンスープ。忙しい平日でも作りやすい2品献立です。

筑波大学附属病院 管理栄養士の先生より

外食や、自宅でユッケジャンスープを作るために市販のスープの素を使用すると、2倍以上の塩分量をとってしまうこともあります。この献立は風味の出るごぼうや干ししいたけ、戻し汁を使い、塩分を抑える工夫をした一品です。さらにチョレギサラダで彩りも良く、お腹が空いているときに大満足の献立になっています。

主食●麦ご飯(押麦3割・150g)
ご飯は押麦3割の麦ご飯にすることで、白米に比べて食物繊維量がアップ。炊飯器にセットした白米に、押麦と水を加えるだけと炊くのも簡単です。

関連記事:「いつものご飯に「麦」を加えて栄養価&食べごたえUP

主菜●ユッケジャンスープ
スープは一般的に塩分が高くなりがちですが、しいたけのうまみを効かせたり、ごぼうを皮ごと使って風味を出して、おいしさと塩分控えめを両立。コチュジャンや一味とうがらしがピリッと効いていて、ご飯によく合います。肉、野菜たっぷりで、食べごたえじゅうぶん。材料を切って煮るだけと、作り方も簡単です。

副菜●チョレギサラダ
ユッケジャンスープを煮ている間に、さっと作れるサラダはいかがでしょう。サラダが水っぽくならないコツは、ごま油を先にからめることと、調味料を食べる直前にあえること。油を全体にからめることで、野菜の表面がコーティングされ、塩分を加えても水分が出にくくなります。焼きのりやごま油の風味で、減塩しつつおいしく食べられます。

もっと詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ。 筑波大学附属病院監修 糖尿病患者さんのための1週間あんしん献立

*この記事内の献立は、1食のエネルギー摂取量を500〜600kcal、食塩相当量を2.5g以下、食物繊維を7g以上(1週間平均で1食あたり)の基準で作成しています。

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編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士
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