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「1週間あんしん献立だより」8月のおすすめ献立part1

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うだるような暑さが続き、夏バテ気味の方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな暑い日に長く台所に立たなくてすむ、30分でできる献立をご紹介します。

おいしい健康の1週間あんしん献立では、筑波大学附属病院監修のもと、糖尿病患者さん向けの1週間分の夕食を提案しています。
1日のエネルギー摂取量が1600kcalの方に合わせた献立を、月替りでお届けします。
糖尿病ではない方にも“健康的な食事”として、楽しんでいただける内容なので、ぜひ参考にしてみてください。

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8月の1週間献立

テーマ/30分で完成 スピード献立

土曜日 市販のお刺身がメインの夏献立
日曜日 華やかなステーキサラダがメインの洋風献立
月曜日 夏に食べたい 彩り豊かな簡単献立
火曜日 食卓に夏の彩りを パプリカの肉詰め献立
水曜日 忙しい平日に嬉しい 簡単韓国料理献立
木曜日 夏野菜のおいしさを存分に楽しむ和風献立
金曜日 電子レンジでお手軽 鶏チャーシュー献立

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今回のピックアップ献立

今回ご紹介するのは、木曜日の夏野菜のおいしさを存分に楽しむ和風献立。

「冬」の「瓜」とかく「とうがん」ですが、実は夏が旬。
メロンほどの大きさで、水分が多く、低カロリーの食材として夏の献立にぴったりな野菜です。
熱を入れると味がよく染み込み、だしなどのうま味をたっぷり吸ったトロッとした仕上がりに。
煮物に使われることが多いですが、今回はみそ炒めにしてシャキシャキとした食感が味わえる工夫をしました。

また、副菜は切ったトマトに、しょうゆと白すりごまをさっとあえるだけの簡単レシピ。
さらに、暑い時にぴったりのオクラの冷たいスープを合わせました。
副菜とスープは火を使わないで作れるのも、うれしいポイント。

3品を作っても30分程度でできるので、暑い日にぜひ試してみてくださいね。

主菜●とうがんと豚肉のみそ炒め
とうがんと相性のいい、みそを合わせた主菜です。
煮物にすると柔らかく仕上がりますが、炒めることで適度にシャキシャキっとした食感が味わえ、食べ応えもアップします。
作り方はとっても簡単。
たっぷり100gのとうがんと、豚もも薄切り肉を調味料と一緒に炒めるだけです。

ポイントは炒める前に、豚もも肉に片栗粉をまぶしておくこと。
こうするとお肉がパサつかず、しっとりおいしく仕上がります。
さらに、加熱すると適度なとろみがつくので、調味料と食材と絡みやすくなり、塩分控えめでも満足できる味わいになります。


副菜●トマトのごまあえ
副菜は、トマトを切ってしょうゆとすりごまをあえるだけで完成!
ごまは、すりごまを使うことで香ばしさが増して、食欲もアップします。
「献立にもう一品ほしい」というときに、便利なレシピです。

汁もの●オクラの冷たいスープ
暑い時期にうれしい冷たいスープ。火を使わないので、さっと短時間で作ることができます。
梅干しをちぎってボウルに入れ、スープと合わせたら冷凍オクラを凍ったまま加えるだけ。
だしは使わず、かつお節を水にひたすことでうま味を出しているのがポイントです。
包丁もハサミも使わないので、忙しくて時間がないときや、夏バテなどで料理がしんどいときにもぴったりです。

もっと詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ。
筑波大学附属病院監修 糖尿病患者さんのための1週間あんしん献立

*この記事内の献立は、1食のエネルギー摂取量を500〜600kcal、食塩相当量を2.5g以下(1週間平均で1食あたり)、食物繊維を7g以上(1週間平均で1食あたり)の基準で作成しています。

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編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士