「1週間あんしん献立だより」4月のおすすめ献立
公開日: 2022年4月7日
季節の変わり目や花粉症に悩まれている方も多いこの時期に、発酵食品を使った献立はいかがですか?
発酵食品を上手にとるためには、毎日の食事にコツコツと取り入れていくことがポイントです。
日本の伝統的なみそや納豆、酢、かつお節、塩麹。さらにキムチやヨーグルトなどの発酵食品を使い、うまく取り入れられるように工夫した献立をご紹介します。
おいしい健康の1週間あんしん献立では、筑波大学附属病院監修のもと、糖尿病患者さん向けの1週間分の夕食を提案しています。
1日のエネルギー摂取量が1600kcalの方に合わせた献立を、月替りでお届けします。
糖尿病ではない方にも“健康的な食事”として、楽しんでいただける内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
4月の1週間献立
テーマ/毎日コツコツ発酵食品を補う献立
土曜日 塩麹でうま味引き立つ トマト麻婆豆腐献立
日曜日 ヨーグルトソースでいただくかじきの献立
月曜日 酢でさっぱり 酢こしょう炒めが主役の献立
火曜日 かつお節香る 和風パスタがメインの献立
水曜日 みそが染み渡る さわらのホイル蒸し献立
木曜日 たっぷりきのこを使った豚キムチ献立
金曜日 納豆がほくほく やわらか豆腐グラタン献立
今回のピックアップ献立
今回ご紹介するのは、土曜日の塩麹でうま味引き立つ トマト麻婆豆腐献立です。
発酵食品の塩麹を使ったトマトの塩麹麻婆豆腐がメインの献立です。
塩麹は素材のうま味を引き立たせてくれるので、豚肉、トマトのうま味がしっかりと感じられる味わいに。
副菜にはごまの風味香るごぼうの塩昆布あえを。
汁物にはたっぷりの長ねぎを使った中華スープを合わせました。
主菜●トマトの塩麹麻婆豆腐
塩麹は、米麹、塩、水でできる発酵調味料です。肉や魚、野菜と合わせて使うことで、食材のうま味を引き立たせてくれます。
今回はそんな塩麹を使った麻婆豆腐をご紹介します。
塩麹が豚肉のうま味やトマトのうま味・酸味を引き立てます。
塩分控えめでも十分な味わいです。
また、コリコリとした食感の木くらげを加えることでボリューム感がアップ。
咀嚼回数が増え、満足感も増しますよ。
副菜●ごぼうの塩昆布あえ
食物繊維が補えるあえ物。電子レンジで簡単に作れます。
相性のよいごま油と塩昆布で味つけをしているので、失敗なくおいしいあえ物ができますよ。
香ばしい風味のごま油と塩昆布の味つけは、キャベツやきゅうりなど、ほかの野菜にもよく合います。
お好みの野菜で試してみてはいかがでしょうか。
汁物●長ねぎのシンプル中華スープ
季節の変わり目は、朝夕と日中との寒暖差で身体が冷えたり、体調を崩しやすいことも。
そんなときに、おすすめの体が温まるスープです。
長ねぎは煮込むほど甘味が増します。
しょうがは最後に加えることで風味がしっかりと残り、シンプルながらも十分な味わいに仕上げました。
もっと詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ。
筑波大学附属病院監修 糖尿病患者さんのための1週間あんしん献立
*この記事内の献立は、1食のエネルギー摂取量を500〜600kcal、食塩相当量を2.5g以下(1週間平均で1食あたり)、食物繊維を7g以上(1週間平均で1食あたり)の基準で作成しています。
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