「1週間あんしん献立だより」6月のおすすめ献立 part2
公開日: 2022年6月20日
梅雨の時期に食欲が低下したり、疲れやすくなったりした経験はありませんか? そんな時期にも食欲が湧いて元気に夏を迎えられるように、今月は香辛料や香味野菜、ビタミンB1を含む食材を取り入れた「食欲が湧く 夏バテ予防献立」をご紹介します。
おいしい健康の1週間あんしん献立では、筑波大学附属病院監修のもと、糖尿病患者さん向けの1週間分の夕食を提案しています。 1日のエネルギー摂取量が1600kcalの方に合わせた献立を、月替りでお届けします。
糖尿病ではない方にも“健康的な食事”として、楽しんでいただける内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
6月の1週間献立
テーマ/食欲が湧く 夏バテ対策献立
土曜日 にんにくの風味で食欲そそる献立
日曜日 酢でさっぱり 鶏むね肉のビーンズ炒め献立
月曜日 冷たい豆乳うどんが主役の食べ応え満点献立
火曜日 わさびソースでさっぱりいただく洋風献立
水曜日 食物繊維が10g/人以上補える 和風献立
木曜日 ご飯がすすむ 塩にんにく炒めが主役の献立
金曜日 野菜が250g以上摂れる和風献立
今回のピックアップ献立
今回ご紹介するのは、金曜日の野菜が250g以上摂れる和風献立です。
ビタミンB1を含む豚肉と、その吸収を助けるアリシンを含むにらを合わせた、豚肉巻きがメインの献立です。 ビタミンB1と夏野菜で食欲アップし、元気に夏を迎えましょう。
主菜●電子レンジで簡単 えのきとにらの豚肉巻き
しょうがと酢でさっぱりいただく一品です。しょうがが効いているので塩分が少なくても十分な味わいがあり、酢がさらに食欲をそそります。
豚肉に含まれるビタミンB1は、にらに含まれるアリシンと一緒にとると効率的に摂取できるので、とても相性の良い組み合わせ。電子レンジでできるお手軽レシピです。
副菜●玉ねぎと桜えびのさっと炒め
あと一品欲しい時にさっと炒めてできるレシピです。桜えびのうま味が効いて、塩分控えめでも十分な味わいです。玉ねぎを炒めて半透明になったら、桜えび、塩、粗びき黒こしょうを加え、さっと炒め合わせたら出来上がり。炒めすぎないのがポイントです。
汁物●ごま油香る トマトとなすのみそ汁
これから夏に向けて旬を迎えるトマトとなす。この2つの食材をくたっとなるまで煮たみそ汁です。トマトのうま味がなすにも染み渡り、おいしさがより一層増してきます。仕上げにごま油をかけるのが、さらにうまみを引き立たせるポイントです。
もっと詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ。
筑波大学附属病院監修 糖尿病患者さんのための1週間あんしん献立
*この記事内の献立は、1食のエネルギー摂取量を500〜600kcal、食塩相当量を2.5g以下(1週間平均で1食あたり)、食物繊維を7g以上(1週間平均で1食あたり)の基準で作成しています。