夏バテ対策!管理栄養士の選ぶランチレシピ
公開日:
2016年8月17日
最終更新日:
2021年7月22日
食欲が落ちやすい夏、「昼ごはんは喉ごしの良いそうめんだけで終わり」なんてことはありませんか?
夏場は特に、栄養の偏りに注意が必要です。
栄養の中でもビタミンやたんぱく質などが不足すると、夏バテを引き起こす要因にもなります。
そこで今回は、夏バテ予防におすすめの食材を使った管理栄養士おすすめのランチレシピをご紹介します。
積極的にとりたいビタミンB1とたんぱく質
夏バテ予防におすすめなのがビタミンB1とたんぱく質をとること。
ビタミンB1は糖質がエネルギーに変わるのをサポートしてくれます。
これが不足すると糖質の代謝が低下し、乳酸などの疲労物質が体内に溜まって、疲れやすくなることも。
また、たんぱく質は抵抗力をつけるなど、健康な体をつくるのに大切な栄養素です。
管理栄養士おすすめのランチレシピ
ここからは、ビタミンやたんぱく質などがとれるものを中心に、夏におすすめのレシピを紹介します。
箸が止まらない「うなちらし」
スタミナ食として知られているうなぎは、良質のたんぱく質を多く含むほか、ビタミンB1も豊富。
さらに、皮膚や胃腸の粘膜を健康に保つビタミンAなども入っています。
食欲増進に効果がある酢や青じそを、合わせてとれるのも◎。
夏野菜たっぷり「野菜と挽肉のドライカレー」
カレーに含まれる香辛料は胃腸を活発にし、食欲減退を防ぐ効果も。
たんぱく質と一緒に野菜もたっぷりとれるため、栄養バランスばっちりの一品です。
ビタミンB1が豊富な豚肉とたまねぎ・にんにくの食べ合わせは、スタミナアップが期待できます。
冷凍野菜を使った「オクラとめかぶのねばねば丼」
冷凍オクラとめかぶ、めんつゆを混ぜて温泉卵をのせるだけ。
忙しい時でも、火や包丁を使わずにパパッと作れるのでおすすめです。
手軽にちゃちゃっと「さっぱり マグロ納豆丼」
納豆やまぐろには、良質のたんぱく質がたっぷり含まれています。
暑くて動くのが億劫なときでも、火を使わず短時間で作れる手軽な丼ぶりはいかがでしょうか?
沖縄の味をそうめんで!「ゴーヤチャンプルー風そうめん」
夏の定番「そうめん」も具沢山にすると、たんぱく質やビタミンなどが補えて、栄養価がアップします。
旅行に行けなくても、そうめんで沖縄気分を感じてみませんか?
「トマトとツナのすりおろしつけ麺」
食欲がないときは、やっぱり喉ごしの良い冷たい麺類が食べたくなりますよね。
うどんに、ツナや夏野菜などをトッピングすると、たんぱく質やビタミンなども補えるのでおすすめです。
まとめ
食べたいレシピは見つかりましたか?
麺類や丼ものなどは、肉や野菜などを上手に組み合わせると栄養のバランスがアップします。
また、具材に野菜が少ないときは、お浸しやサラダ、煮ものなどの小鉢をつけるようにすると不足しがちな栄養が補えます。
ぜひ、夏バテ対策においしい健康のレシピを試してみてくださいね。
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