栄養を捨てない 得するレシピのご紹介
公開日: 2023年5月19日
こんにちは、おいしい健康管理栄養士のせきさんです。
少し前、長ねぎがとってもお買い得だったので2本購入。 その日の夜に長ねぎの豚肉巻きを作ってみました。
長ねぎに豚肉をくるくると巻いていくレシピなのですが、
「あ、青い部分だけ余ってしまった。。。」
みなさんも余って困った経験はありませんか?
そもそも、「青い部分って食べられるの?」
食べられるのは知っているけど「料理には使いづらい」、「刻んで薬味としての使い方しかわからない」、「白い部分よりもかたくて食べづらい」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、青い部分も美味しく食べることができます。 さらに、白い部分よりも多くの栄養素が含まれているので、まるごと食べるほどお得なのです。
ではなぜ白い部分と青い部分で栄養素に違いがあるのでしょうか?
白い部分は土の中に深く埋まって育っていますが、青い部分は日の光を十分に浴びて育っているから。 栄養素だけでなく、味や食感にも違いが出てくるのです。
実際、どんな栄養素が多く含まれているのでしょうか。
目や皮膚の粘膜を健康に保つ働きを助ける「β-カロテン」が多い
長ねぎは淡色野菜の仲間ですが、青い部分は緑黄色野菜の仲間になります。
β-カロテンは脂溶性のため、油と合わせることで吸収率が高まるので、油で炒めたり、オイルをかけたりして食べるとおすすめです。
腸内環境を整える「食物繊維」が多い
青い部分にあるネバネバしたものを見たことありますか?
ネバネバの正体は水溶性の食物繊維。 水溶性の食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにする働きや血中のコレステロール値を低下させる働き、腸内環境を整える働きが期待できます。
他にも、骨や歯を丈夫にする「カルシウム」や貧血ぎみの方は積極的にとりたい「葉酸」など青い部分には栄養素がぎゅっと詰まっているのです。 そんな青い部分をおいしく活用したレシピをご紹介します。
▲青い部分を食べやすい大きさに切って、ごま油としょうゆでさっと炒めるだけ。
ピリッとした辛さとしょうゆの香ばしさがくせになりますよ。おつまみにも! ぜひ、試してみてください。
〜他にも栄養を捨てないレシピをご紹介〜
「1週間あんしん献立だより」のほかにも、健康維持や予防などに役立つおいしいレシピが満載
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