【管理栄養士監修】食欲がない。夏バテのときのおかゆ・うどんのレシピ
公開日:
2020年8月20日
最終更新日:
2021年8月8日
毎日、暑い日が続いていますね。こう暑いと、普通に生活しているだけでも疲れることがあります。
「今日は食欲がないな…」という日もあるでしょう。それは夏バテかもしれません。
夏バテとは、夏に起こる体の不調のことで、なんとなくだるい・食欲がないという状態をさします。実はこの夏バテ、外気温の高さが直接の原因でないことが多いのです。
暑い日は、冷たい飲み物・食べ物ばかりを摂ってしまいがちですよね。冷たいものは消化する際に胃腸に負担がかかったり、胃が荒れたりすることがあります。
夏バテで食欲がなく「胃腸が疲れ気味かも?」というときは、冷たいものより、あったかいものがおすすめ。簡単に作れるレシピのみを紹介しますので、ぜひ試してみてください。
あなたの心と体が元気になりますように。
疲れた胃にしみる「おかゆ」のレシピ
おかゆは長時間煮込むことによって、米粒の繊維が壊され、消化しやすくなります。
おかゆを作るには、鍋に米と水を入れて、コトコト煮なくてはいけないというイメージはありませんか?実は、市販品やスープジャーを使えば、疲れている日でも簡単に作れます。
胃腸にやさしいおかゆは、疲れているときにぴったりです。
■スープジャーを使って
ご飯と熱湯を用意し、1時間置けば完成
■レトルトのおかゆで
市販の温泉卵をのせて、たんぱく質をプラス
あったかい「うどん」のレシピ
夏バテで食欲がないときに、のどごしのいい麺類を選ぶことがあると思います。
そんなときは「そば」ではなく、あたたかなうどんを選んでみてはどうでしょう?そばは食物繊維が多いので、胃腸が疲れているときは消化不良を起こすことがあるかもしれません。
うどんはコトコト煮込むことで食べやすく、胃腸にやさしくなります。さらにしっかりと噛むことで、消化器への負担軽減に。
エアコンで体が冷えたときにも、温かいうどんでほっとひと息ついてみてください。
■冷凍うどんでシンプルに
だし汁のうまみが存分に味わえます
■ゆでうどんと卵を使って
卵は消化がよくなるよう、半熟に仕上げましょう
おかゆ・うどんのレシピをもっと知りたい方はこちらの記事もどうぞ
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※2020年8月に配信した記事を一部再編集しています。
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