【管理栄養士監修】ほくほく!秋の味覚「さつまいも」
公開日:
2016年2月20日
最終更新日:
2022年11月4日
秋が旬のさつまいも。甘くておいしい、秋の味覚として昔から親しまれています。
今回はそんなさつまいもの栄養価、選び方、調理のポイントや保存方法をご紹介します。
さつまいもに含まれる栄養素
さつまいもは、主成分がでんぷんで、腸内環境を整えて便秘解消が期待できる食物繊維や、ビタミンなどの栄養素を含む食材です。このほか、血圧を下げたり、むくみを予防する効果が期待されるカリウムも含まれます。
選び方のポイント
さつまいもを選ぶときのポイントは、皮の色が鮮やかでハリがあり、形がよく両端が太めで、表面の凹凸やひげ根が少ないものを探すことです。また、傷や黒ずみがあるさつまいもは、保存時に低温障害を受けている場合があるため避けましょう。 切り口から蜜がにじみ出ているものは、甘い可能性が高いのでおすすめです。
調理のポイント
さつまいもはアクが強く、空気に触れると黒く変色します。煮物などに使用する際は、切ったそばから水にさらしましょう。変色の原因となる乳白色の粘液は、さつまいもの内皮付近から出てくるため、特に色よく仕上げたい場合は、皮を厚めにむくことがおすすめです。
旬と保存の方法
貯蔵されるため、1年中スーパーなどで出回っていますが、さつまいもの旬は9〜12月頃。落ち葉焚きで焼くイメージがあるとおり、落ち葉の時期がさつまいもの最もおいしい時期です。
さつまいもの保存方法は、気温によって変えることがポイントです。
乾燥と寒さに弱いので、涼しい季節や冬の場合は、新聞紙で包むか紙袋に入れて常温保存しましょう。ただし、カットしたものは常温保存には向いていません。ラップでしっかり包み、野菜室での冷蔵保存か冷凍保存にして、早めに使い切ることをおすすめします。
20℃以上のときや夏場の暑い時期は、冷蔵庫の野菜室か冷凍庫に入れて保存しましょう。
以下のさつまいもレシピを参考に、ぜひおいしい秋の味覚を楽しんでください。
管理栄養士おすすめ!おいしいさつまいもレシピ3選
さつまいもの栄養価
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