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1日に1m以上伸びる!?たけのこの基本アク抜き方法とおすすめレシピ

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店頭で売られているのは、孟宗竹(もうそうちく)という品種。ずんぐりとした形がなんともかわいらしく、日本では昔から春を告げる食材として親しまれてきました。

1日に1m以上伸びる!?

最も生長が早いといわれるタケ・ササの仲間で、1日に1m以上伸びるパワーを秘めています。

たけのこは下ごしらえに時間のかかる食材ですが、手をかけて調理したたけのこ料理は絶品です。今回はそんな「たけのこ」について、下ゆでの方法や保存方法まで詳しくご紹介します!

噛みごたえのある春野菜

栄養面の特長は不溶性食物繊維の豊富さ。この不溶性食物繊維は、腸の中で水分を吸収して大きく膨らみ、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にします。

食物繊維には、便秘の予防が期待できます。また、体内の余分なナトリウムの排出を促すカリウムも豊富。通常、野菜のカリウムはゆでると流出しますが、たけのこのカリウムは減りにくいという特長があります。 このほか、体内の酵素の働きを助ける補酵素となる、亜鉛も多く含まれます。

選び方のポイント

形がずんぐりとしていて、ずっしりと重いもの、先端が黄色く、開いていないものが新鮮です。皮は薄茶色で、艶と湿り気があり、産毛の生え揃ったものを。切り口がある場合は、白くてみずみずしいものを。購入後は、できるだけ早くゆでましょう。

調理のポイント

たけのこを買ってきたら、まずはあく抜きのために下ゆでを行いましょう。掘りたての新鮮なものは、刺身にするのもいいですね。

たけのこの下ゆで

  • 外側の皮を2〜3枚むく
  • 中身を傷つけないように繊維に沿って切れ目を入れる
  • 鍋に水と米ぬか(たけのこ3本に1カップが目安)、唐辛子(たけのこ3本に2〜3本)、たけのこをいれ、落とし蓋をして強火で1時間ゆでる
  • 根元に竹串が通ったら火をとめて冷めるまで待つ
  • 冷めたら切り目から皮をむく
  • 水洗いし、半日ほど水にさらす

料理に使うときは、用途によって、部位を使い分けるとよいでしょう。 先端と根元で、硬さにかなりの差があります。

先端のやわらかい姫皮の部分は、酢の物や和え物に。
そのすぐ下の穂先の部分は、櫛形に切って、炊き込みご飯やサラダに使うとおいしくいただけます。
中央の部分は、煮物、炒め物、てんぷらなどの揚げ物に。
根元の部分は硬いため、繊維を断つようにせん切りや短冊切りにして、中央部と同様に調理します。

旬と保存の方法

旬の時期は、3~5月ごろ。 ゆでたたけのこは、水を張った密閉容器に入れて冷蔵庫へ。ときどき水を変えながら、1週間程度で使い切りましょう。食物繊維が多いので、冷凍保存には向きません。

たけのこのおいしい健康レシピ3選

たけのことにんじんのみそ汁
たけのこの香りと食感、にんじんのやさしい甘味がおいしいみそ汁です。油揚げを組み合わせてコクをプラスしました。
たけのこの山椒焼き
たけのこに油を絡めてオーブントースターで焼くだけ。山椒塩で頂きます。旬を感じられる一品です。
春の弁当
食感の良いアスパラガスとたけのこを使って春らしい弁当に仕上げました。お花見にも年度はじめにもぴったりです。

たけのこの栄養価

エネルギー
27 kcal
食塩相当量
0.0 g
たんぱく質
3.6 g
脂質
0.2 g
炭水化物
4.3 g
食物繊維
2.8 g
糖質
1.5 g
カリウム
520 mg
カルシウム
16 mg
マグネシウム
13 mg
リン
62 mg
0.4 mg
亜鉛
1.3 mg
ヨウ素
4 µg
ビタミンA
1 µg
ビタミンE
0.7 mg
ビタミンB1
0.05 mg
ビタミンB2
0.11 mg
ビタミンB6
0.13 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
63 µg
ビタミンC
10 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
2 µg
コレステロール
0 mg
※可食部100gあたりの栄養価です

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※2014年4月に配信した記事を一部再編集しています。

編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士
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