読む、えいよう

おせちを手作り。砂糖や塩を抑えるコツをお伝えします

新年に家族で囲むおせち料理は、特別なものです。
おせちの手作りはハードルが高いと思われがちですが、実はくふう次第でとても手軽に作れます。家族の好みや体調に合わせ、食べきれる量を手作りしてみませんか?
おいしい健康では、からだ想いの飽きないおせちを提案しています。

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手をかけなくても、おいしくなる

おせちを作るなら、手がかからずに、おいしいものを作りたいですよね。
一般的におせち料理は、日持ちするように砂糖やしょうゆ、塩などを多く使って味つけをしますが、健康に気をつけている方にとっては、気になるところです。
定番のおせちを、見た目の華やかさはそのままに、からだにやさしくなるようにアレンジしました。

焼きいもを使って砂糖の量を減らした「きんとん」

おせちに欠かせない「きんとん」。漢字では「金団」と書き、「金の団子」「金の布団」という意味が転じて、商売繁盛や金運をもたらす縁起物とされてきました。
一般的な栗きんとんは、さつまいもと砂糖で煮て、クチナシで色をつけますが、おいしい健康の「きんとん」は 焼き芋を使うのがポイント。砂糖不使用で、煮る時間も手間も省けます。

“無塩”なのにしみじみおいしい「なます」

にんじんの紅と大根の白で、見た目にもおめでたい料理。一般的には塩を使い、にんじんと大根の水けを出す調理工程があります。
おいしい健康では、塩分が気になる方でも気軽におせちに取り入れられるように、塩分をカット。塩で水けを出す代わりに、一度冷凍することで水けを出すくふうをしています。

一晩漬け込むだけ。少量から作れる「黒豆」

黒豆の「まめ」には「元気」「丈夫」という意味があり、「まめに働く」などの願いも込められている一品。黒豆はおせちの中でもとくに調理時間がかかり、鉄玉子を用意したり、シワが入らないよう気を配ったりと手がかかる料理です。
おいしい健康の黒豆は、熱した砂糖液に黒豆の蒸し大豆を一晩漬けておくだけと簡単。食べたい量だけ作れます。

甘さ控えめ。オーブントースターで作る「伊達巻」

伊達巻には「人目をひく」「お洒落」という意味があり、おせちを華やかに彩ってくれます。砂糖で味つけをしますが、おいしい健康の伊達巻は甘すぎないのが特徴。オーブントースターで焼くので、コンロを塞ぐこともありません。

そのほかにも、数の子、田作り、煮しめといった定番のおせちメニューから、ミートローフやガーリックシュリンプといった洋風のアレンジおせちまで、全17品のレシピを公開しています。詳しくはおせち特設ページをご覧ください。 1459

和風だけではなく洋風もあわせることで、味のバリエーションが豊富に。幅広い世代で楽しめるおせちになっています。
2021年のおせちに、ぜひ取り入れてみてください。

編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士