基本の調味料「醤油」を使ったおすすめレシピ!
公開日: 2016年3月14日
味の五大要素を兼ね備えた調味料
醤油といえば、どんな味を思い浮かべますか?塩味と一緒に、甘みやコクのある深い味わいがしませんか。
この甘みやコクを、旨味と呼びます。そして他にも、気づきにくいですが酸味、苦味もあり、香ばしいいい香りもします。醤油は、塩味、甘味、苦味、酸味、旨味と味の五大要素と香りがあわさった複雑な味わいの調味料なのです。醤油は料理に深い味わいをだし、相性の悪い食材を探すのが難しいほど色々な食材の持ち味を引き立たせてくれます。
今回はそんな醤油を使ったおいしい健康のとっておきレシピに加え、醤油の保存方法についてご紹介します♪
煮物に大事な調味料を入れる順番
レシピによって、調味料の入れる順番が違うなぁ…と思ったことはありませんか?
煮物の味付けの調味料を入れる順序は、①砂糖 ②醤油が基本です。これは、塩味(この場合は醤油)を先に加えると、浸透圧の関係で砂糖の甘みがなじみにくくなってしまうからからです。
また、含め煮(ヘルシーでジューシーな煮物!【含め煮】って知ってる?)のように、静かに煮立てて味をしみこませるような急激な味の変化の無い料理の場合は、調味料を一気に入れてしまってもかまいません。
醤油を使った基本の煮物レシピ
醤油の意外な使い方
醤油と果物。意外ですが実はよく合うんです!最近では、果汁入りの醤油を販売している蔵元もあるほど。とはいっても、フルーツ醤油と言われても想像がつかないという方も多いのでは?そんな方は、ポン酢をイメージしてみてください。ポン酢は、柑橘系の果汁を使っており、醤油と果物の組み合わせの代表とも言えるでしょう。
ご家庭では、ポン酢に使われる柑橘果汁の役割をりんごなどの果物に変えて、ドレッシングを作るのもオススメです。苦味が無くほんのりとフルーティな爽やかさが楽しめますよ。柑橘系の果汁を使う時は、皮をすって強い香りを加えるとより柑橘の存在が引き立ちます!
おすすめしたいのは、きんかんです。きんかんの種を取り出し、皮ごと刻んで調味料と混ぜるだけ。レシピはすぐ下の「おすすめドレッシングレシピ」を参考にしてみてください。きんかんのキリっとした酸味と苦味、甘みがしょうゆのコクとあいまって生野菜にとてもあいます。
その他にもお好みの果物の果汁を絞って、自由に自分好みのドレッシングを作ってみてください。より一層甘みが欲しい場合には、家の冷蔵庫に眠っているママレードなどのジャムなどを使っても美味しくいただけますよ♪
おすすめドレッシングレシピ
醤油の保存方法
醤油は発酵食品です。製品出荷の際には、火入れやろ過により発酵が家庭でそのまま進むことはありませんが、熱や火に弱く酸化しやすい性質をもっているため、保存方法を間違えると色も風味も劣化してしまいます。醤油は開詮前は光や熱から守るため冷暗所に、開詮後は空気に触れないようしっかりと詮をして冷蔵庫で保存し、1ヶ月を目安に使い切るようにしましょう!
身近な調味料、「醤油」をよく知って、もっともっと使いこなしましょう♪