「1週間あんしん献立だより」5月のおすすめ献立
公開日: 2022年5月6日
新緑がまぶしい5月。爽やかだけれど何かと忙しい、そんな季節にうれしい「カット・冷凍野菜を上手に活用献立」をご紹介します。
コンビニやスーパーなどでよく目にするカット野菜や冷凍野菜ですが、さまざまな種類の野菜が使いやすい形で売られています。洗わずそのまま使用できたり、切る手間も省くことができ、使いやすさにおいても優れています。
そんなカット・冷凍野菜を上手に使いこなした1週間の献立です。
おいしい健康の1週間あんしん献立では、筑波大学附属病院監修のもと、糖尿病患者さん向けの1週間分の夕食を提案しています。 1日のエネルギー摂取量が1600kcalの方に合わせた献立を、月替りでお届けします。
糖尿病ではない方にも“健康的な食事”として、楽しんでいただける内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
5月の1週間献立
テーマ/カット・冷凍野菜を上手に活用献立
土曜日 包丁いらず トマトクリームパスタ献立
日曜日 食べ応え満点 ごぼうの肉だんご焼き献立
月曜日 カット野菜で簡単 チーズタッカルビ献立
火曜日 野菜が200g以上摂れる 和風献立
水曜日 さばみそ煮缶で簡単 のっけ丼が主役の献立
木曜日 旬の食材と冷凍野菜を活用した献立
金曜日 冷凍・カット野菜で簡単 中華風献立
今回のピックアップ献立
今回ご紹介するのは、土曜日の包丁いらず トマトクリームパスタ献立 です。
メインのパスタは冷凍食材を使うので下処理が不要。クリームソースの材料を電子レンジにかけて、ゆでたパスタとあえるだけで完成です。
副菜には冷凍いんげんを使ったカレー炒めと、にんじんをピーラーでスライスしたリボンサラダを合わせました。
主菜●冷凍食材で えびとほうれん草のトマトクリームパスタ
冷凍ほうれん草、冷凍むきえび、トマト水煮(カット)を使った包丁いらずの簡単パスタです。
通常、クリームパスタソースには生クリームを使うことが多いのですが、今回は牛乳を使うことで脂質を抑えました。バターでコクを出しているので、物足りなさを感じることはありません。 また、パスタ料理は塩分が高くなりがちですが、にんにくをアクセントにすることで塩分も抑えました。
電子レンジ調理の簡単レシピなので、リモートランチにもおすすめです。
副菜●冷凍いんげんときくらげのカレー炒め
冷凍食材は、あと一品欲しい時に便利な食材。おいしく食べるコツは、強火でさっと炒めることです。
乾物きくらげも、「包丁いらず」簡単レシピの担い手。コリコリした食感なので咀嚼(そしゃく)回数を増やすことにもつながります。
スパイシーなカレー粉を使うことで、塩分控えめでもおいしくいただくことができます。
副菜●ツナとにんじんのリボンサラダ
ピーラーでスライスしたにんじんに、ツナを合わせた簡単サラダです。 野菜だけでなく、たんぱく質も補えるのがポイント。
スライスしたにんじんはゆでずに塩揉みをすることで、ほどよい食感を残します。 ツナとあえてから時間をおくと水っぽくなりやすいので、食べる直前に仕上げるのがおすすめです。
もっと詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ。
筑波大学附属病院監修 糖尿病患者さんのための1週間あんしん献立
*この記事内の献立は、1食のエネルギー摂取量を500〜600kcal、食塩相当量を2.5g以下(1週間平均で1食あたり)、食物繊維を7g以上(1週間平均で1食あたり)の基準で作成しています。