「1週間あんしん献立だより」5月のおすすめ献立 part2
公開日: 2022年5月13日
爽やかですごしやすい5月。でも、新しい環境やGWで、疲れがたまってきているころかもしれませんね。そんな日々を元気に乗り切るために、今月は手軽でおいしい「カット・冷凍野菜を上手に活用献立」をご紹介します。
おいしい健康の1週間あんしん献立では、筑波大学附属病院監修のもと、糖尿病患者さん向けの1週間分の夕食を提案しています。 1日のエネルギー摂取量が1600kcalの方に合わせた献立を、月替りでお届けします。
糖尿病ではない方にも“健康的な食事”として、楽しんでいただける内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
5月の1週間献立
テーマ/カット・冷凍野菜を上手に活用献立
土曜日 包丁いらず トマトクリームパスタ献立
日曜日 食べ応え満点 ごぼうの肉だんご焼き献立
月曜日 カット野菜で簡単 チーズタッカルビ献立
火曜日 野菜が200g以上摂れる 和風献立
水曜日 さばみそ煮缶で簡単 のっけ丼が主役の献立
木曜日 旬の食材と冷凍野菜を活用した献立
金曜日 冷凍・カット野菜で簡単 中華風献立
今回のピックアップ献立
今回ご紹介するのは、月曜日のカット野菜で簡単 チーズタッカルビ献立です。
野菜もしっかり120g摂れて、自宅でも手軽にできるチーズタッカルビがメインの献立です。手間のかかりそうなタッカルビもフライパンひとつで作れます。
副菜にはパックの刻みねぎとしいたけを使ったナムル。汁物には食感の良い生もずくの中華スープを合わせました。
主菜●カット野菜でチーズタッカルビ
タッカルビとは、韓国の鉄鍋料理の一つで、鶏肉や野菜、コチュジャンなどを合わせて炒める料理です。チーズを加えることでマイルドな味わいとなった「チーズタッカルビ」は、甘辛い鶏肉にこってりとしたチーズが絡み合い、絶品のおいしさ。
普通に作ると脂質や塩分が多くなりがちですが、鶏もも肉の皮を取り除いたり、肉にしっかり下味をつけたりすることで、それらを抑えることができます。
今回、カット野菜はキャベツ、にんじん、もやしなどが入っているものを使いましたが、お好みの野菜でアレンジしてもいいですね。
副菜●しいたけと長ねぎの炒めナムル
切る手間がなくて便利なパックの刻みねぎを、しいたけとともにごま油で炒め合わせました。ごま油の香ばしい風味で、塩分控えめでも味わい深い一品となります。
また、きのこは炒めるほど香ばしく、うま味が増します。今回は旬のしいたけを使っていますが、しいたけ以外のお好みのきのこでもアレンジ可能なレシピです。
汁物●もずくと貝割れ菜の中華スープ
酢のものとして食べられることが多いもずくですが、スープにしてもおいしく食べられます。
スーパーなどには三杯酢や黒酢もずくが並んでいますが、これらは塩分が多いため生もずくがおすすめ。もずく酢や乾物が並んでいる棚に生もずくがある場合も多いので、ぜひ見つけてみてください。
今回は貝割れ菜と合わせて作る中華スープです。包丁、鍋を使わずに電子レンジで簡単に作れるのでぜひ試してみてくださいね。
もっと詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ。
筑波大学附属病院監修 糖尿病患者さんのための1週間あんしん献立
*この記事内の献立は、1食のエネルギー摂取量を500〜600kcal、食塩相当量を2.5g以下(1週間平均で1食あたり)、食物繊維を7g以上(1週間平均で1食あたり)の基準で作成しています。