【管理栄養士監修】「1週間あんしん献立だより」7月のおすすめ献立 part2
公開日: 2022年7月22日
雨が降ったり止んだり、じめじめと暑い日が続いていますが、
そろそろ夏休みの旅行を控えている方もいるのではないでしょうか?
国内旅行より、何かと行くのにハードルが高い海外旅行。
実際に海外に行くのは中々難しいですが、いつもと少し違ったメニューで、
お家にいながら海外旅行気分が味わえる、簡単でおいしいレシピを今回はご紹介します。
異国の雰囲気が感じられる献立を活用して、元気に夏を乗り切りましょう。
おいしい健康の1週間あんしん献立では、筑波大学附属病院監修のもと、糖尿病患者さん向けの1週間分の夕食を提案しています。
1日のエネルギー摂取量が1600kcalの方に合わせた献立を、月替りでお届けします。
糖尿病ではない方にも“健康的な食事”として、楽しんでいただける内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
7月の1週間献立
テーマ/世界の料理を味わう ワールド献立
土曜日 台湾を味わう 水餃子が主役の献立
日曜日 インドを味わう タンドリーサーモンの献立
月曜日 イタリアを味わう アラビアータが主役の献立
火曜日 日本を味わう みそ炒めが主役の献立
水曜日 スペインを味わう パエリアが主役の献立
木曜日 ハワイを味わう ロコモコ丼が主役の献立
金曜日 タイを味わう パッタイが主役の献立
今回のピックアップ献立
今回ご紹介するのは、金曜日の タイを味わう パッタイが主役の献立です。
タイの焼きそば「パッタイ」は、米粉でできた中太の平たい麺を使い、
ナンプラーの甘酸っぱい味つけが特徴的な、日本でも人気の料理です。
味の決め手となるナンプラーがなくても、しょうゆとレモン汁を代用して作ることができるので、気軽にタイ料理を楽しめることができます。
副菜はレモンの酸味でさっぱりといただく「ツナと豆苗の塩レモンサラダ」と、 タイで食べられているサラサラとしたおかゆ「カオトム」を合わせました。 どちらも短時間で簡単に作ることができる、うれしいレシピです。
主菜●パッタイ(タイ風焼きそば)
桜えびのうまみと、最後にお好みで散らす、素焼きアーモンドの香ばしさが食欲をそそります。
野菜もたくさんとれる、具だくさんで食べごたえのある一品です。
おいしく作るポイントは「フォー(乾)は袋の表記時間通りゆでる」、これだけです。 フォーではなく、中華めんなどでも作ることができます(麺がほぐしにくい場合は、少量の水を足して蒸らしてほぐしてください)。
特別な調味料は必要なく、ナンプラーがあればより本格的に、
なくてもしょうゆとレモン汁で代用できます(1人分あたりしょうゆ小さじ1弱・レモン汁大さじ1/2)。
ケチャップとオイスターソース、そしてナンプラーだけでもエスニックな雰囲気を味わえます。
副菜●ツナと豆苗の塩レモンサラダ
豆苗とツナ缶、2つの材料ですぐに作ることができる、電子レンジ調理の簡単な副菜です。
キッチンバサミで豆苗を切って、ツナ缶と調味料を混ぜるだけで完成。
レモンの酸味とツナのうま味が相性よく、ごまの香ばしさがきいているので、
塩分控えめながら、味もしっかりしています。
汁物●カオトム(タイ風おかゆ)
カオトムとはタイで食べられているおかゆのこと。 さっと煮るだけなので、きゅうりの食感が残り、スープもサラッとしているので食べやすいおかゆです。 しいたけのうま味としょうがの風味で、塩分控えめでも十分に味わえます。
*この記事内の献立は、1食のエネルギー摂取量を500〜600kcal、食塩相当量を2.5g以下(1週間平均で1食あたり)、食物繊維を7g以上(1週間平均で1食あたり)の基準で作成しています。
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