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大発表！夏の推し麺 TOP５

公開日: 2024年7月12日

3930 暑い夏になると、さっぱりおいしい麺料理が大人気。暑くてなかなか食欲が出ないような時も、つるつるっと喉越しよく食べられて、手軽に作れるので重宝しますよね。

そんな麺料理ですが、麺にもつゆにも塩分が含まれることから、日頃から減塩に取り組まれている方の中には「塩分が高いから」と控えているという方も多いのではないでしょうか？

麺に含まれる塩分はどのくらい？

麺と言っても種類はいろいろ。それぞれの麺に含まれている塩分を確認してみましょう。麺料理を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

【1人分の麺に含まれる食塩相当量】
そうめん（乾麺75g/ゆで上がり約200g）ー0.4g
冷凍うどん（180g）ー0.5g
干しうどん（乾麺80g/ゆで上がり約200g）ー 0.6g
中華ゆでめん（約200g）ー0.4g
中華蒸しめん（約200g）ー0.6g
干しそば（乾麺80g/ゆで上がり約200g）ー0.3g
ゆでそば（180g）ー0g
パスタ（乾）ー0g

夏の推し麺TOP５

今回は料理研究家の近藤幸子さんに、塩分控えめでもおいしく食べられるポイントがたっぷりつまった、夏の麺料理を5つ教えていただきました。 【中華麺・そうめん・冷凍うどん・ゆでそば・パスタ】の5つのバリエーションをご紹介。
3931 夏の暑い時期にも作っていただきやすいようにと、手軽に短時間で作れるレシピばかりです。料理にあまり自信のないという方でも挑戦しやすいレシピなので、ぜひお試しくださいね。
この夏、食べたくなる麺レシピがきっと見つかるはず。

まずは、「特製トマトだれの冷やし中華」

＜材料（２人分）＞
中華麺・・・・・・・・・・・・・300 g
サラダチキン・・・・・約1パック(100 g)
ミニトマト・・・・・・・・・・・150 g
きゅうり・・・・・・・・・・・・100 g
A
しょうが（おろし）・・・・・1/4片(2.5 g)
オイスターソース・・・大さじ2/3 (12 g)
しょうゆ・・・・・・・・大さじ1/2 (9 g)
酢・・・・・・・・・・大さじ1/2 (7.5 g)
砂糖・・・・・・・・・・・小さじ1 (3 g)

＜事前準備＞
１．ミニトマトを冷凍する
ミニトマトは半分に切って、冷凍しておきます。
※２人分の分量で、２時間ほどで冷凍できます。
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＜作り方＞
１．食材を準備する
きゅうりはせん切り、サラダチキンは食べやすく手でほぐします。
中華麺を袋の表示通りにゆでて水洗いし、しっかり水をきります。
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２．トマトだれを作る
ボウルに冷凍しておいたミニトマトとAを入れて混ぜ合わせます。
3934 ☝️ミニトマトは冷凍することで味を濃く感じるようになります。細胞が壊れるので、うま味が溶け出しやすくなり、たれにもよく馴染みます。

３．盛り付け
麺を器に盛り付け、３のトマトだれをかけ、サラダチキンときゅうりをのせます。
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出来上がり
きゅうりのシャキシャキ感とサラダチキンで満足感もたっぷりの冷やし中華です。酸味やうま味がぎゅっと詰まったミニトマトは減塩にぴったりの食材。おろししょうがの風味とオイスターソースのコクが深い味わいを引き出してくれます。塩分控えめとは思えない味わいをぜひお試しください。 3935 ＜栄養価＞
エネルギー：341kcal　食塩相当量：2.4g

※塩分量をさらに控えたい方はおいしい健康アレンジレシピを参考にしてみてください。

次は、暑い夏こそほっと体を温めてくれる「しじみのにゅうめん」

＜材料（２人分）＞
そうめん（乾）・・・・・・ 150 g
しじみ（殻付き）・・・・・ 120 g
塩・・・・・・・小さじ1/6 (1 g)
水・・・・・・・・・・・600 ml
長ねぎ（小口切り）・・・・1/4本
三つ葉（ざく切り）・・・・・ 2 g

＜作り方＞
１．だしを作る
鍋に水、しじみを入れて中火にかけます。
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２．そうめんをゆでる
沸騰してきたらアクをとり、そうめんを入れて２分ほど煮ます。
※そうめんは別ゆでせずに、そのまま加えます。
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３．盛り付ける
塩を加えて味を整え、器に盛ります。ねぎ、三つ葉をのせます。

出来上がり
しじみから出るうま味の効いただしで、味付けは塩のみで十分。トッピングの長ねぎや三つ葉の風味がアクセントになるので、たっぷりとのせるのがおすすめです。温かいにゅうめんは、夏場のエアコンや冷たい飲み物で冷えた体がほっと温まりますよ。
3939 ＜栄養価＞
エネルギー：261kcal　食塩相当量：3.4g

※塩分量をさらに控えたい方はおいしい健康アレンジレシピを参考にしてみてください。

電子レンジで5分で完成！「焼きうどん」

忙しい方の味方！味付けはめんつゆだけ、電子レンジで５分で完成する焼きうどんです。お肉のうま味がうどんに染み渡るので、めんつゆだけも味わい深い仕上がりに。上に散らしたかつお節や青海苔の風味が食欲をかきたてます。夏休み中のお子さまに、リモートワークのランチに、疲れて帰ってきた夜遅いごはんにもおすすめの一品です。
3940 ＜栄養価＞
エネルギー：354kcal　食塩相当量：1.7g

作り方と栄養価の詳細はこちらから→「電子レンジで焼きうどん」

特製ねぎにらだれが決め手「にらだれ冷やしそば」

ワンパターンになりがちなそばは、長ねぎとにらの香味を生かした特製だれで。上にのせた温泉卵は、にらとの相性抜群。卵を崩したら、全体をしっかりと混ぜ合わせ、麺とたれを絡ませながらいただきます。最後に振りかけた七味とうがらしが、全体の味を引き締めてくれます。
3941 ＜栄養価＞
エネルギー：344kcal　食塩相当量：1.2g

作り方と栄養価の詳細はこちらから→「にらだれ冷やしそば」

最後は、フレッシュレモンでさっぱり「さばレモンパスタ」

にんにくの風味とレモンの香りが食欲をそそる、夏らしく爽やかな一品。さばのうま味とレモンの風味が効いているので、味付けはシンプルに塩のみでOK。唐辛子のピリッと感をアクセントに、あっという間に平らげてしまうおいしさです。
3942 ＜栄養価＞
エネルギー：495kcal　食塩相当量：1.8g

作り方と栄養価の詳細はこちらから→「さばレモンパスタ」

みなさんの作ってみたいレシピはありましたか？食材のうま味や風味を生かすことで、気になる塩分を控えながらもいろいろなバリエーションの麺料理が楽しめますよ！この夏、ぜひ作ってみてください。

プロフィール
近藤幸子さん
料理研究家・管理栄養士。仙台の料理学校講師を経て料理研究家として独立。雑誌、テレビ、広告などを中心に活動。作りやすくわかりやすい料理に定評がある。近著は『専門医がすすめるいちばん簡単でおいしい心臓病の食事（フライパンで８分蒸すだけ！）』（家の光協会）