まだまだ乾燥が気になる季節! 食べる保湿で美肌ケア

美容液にクリーム、オイルなど、日々のお手入れで、外からの保湿対策はバッチリでも、カラダの中からの保湿ケア、ちゃんとしていますか?

保湿に効果を発揮する食材は、青魚や豆類などが知られています。それに、海藻類や話題のサーモンも保湿や美肌に効果的。ただ、手軽に食べられる食材となると、なかなか見つからないもの。そこで、管理栄養士の岡田明子さんに、すぐに食べられて保湿効果が高い食材をピックアップしてもらいました。

まず、おやつには絶対にナッツ!!

豊富なビタミンと潤いの元となるオイルを多く含むナッツ

「ナッツには、豊富なビタミンと、潤いの元となるオイルが多く含まれています。

ナッツのうるおい効果について解説します。ナッツに含まれる“オメガ3脂肪酸”には、細胞内の水分を保つ効果があります。また、細胞の再生を促進し、たるみやシワを目立たなくさせる効果も。まさに、美容のためにピッタリの食材とも言えます。

食べ方は、おやつの代わりとして、よく噛んで食べることをオススメします。また、そのまま食べるだけではなく、砕いてチーズや納豆などの食材に混ぜてもいいですし、温野菜やサラダのトッピングにするのもオススメです。私はよくスムージーなどに入れて摂るようにしています。食感のアクセントになるのでいいですよ。

ただしナッツは、保湿効果が高いとはいえ、高カロリーなので、食べすぎると太ってしまう恐れがありますので注意して。1日20gなど、量を決めて食べるといいでしょう。」

特にうるおい成分を含むナッツを紹介します。

オメガ3脂肪酸とビタミンEを多く含むアーモンド
アーモンド

潤いを与える、“オメガ3脂肪酸”と、血流をよくするビタミンEを多く含んでいます。

ビタミンAと鉄を多く含むピスタチオ
ピスタチオ

潤いがあり弾力のある肌を作るビタミンA、血色のよい肌を作る鉄がたっぷり。若々しい印象を作るのに欠かせない食材とも言えます。

脂肪酸とα-リノレン酸を多く含むくるみ
くるみ

潤いを与える脂肪酸を含み、中でもくるみはα-リノレン酸という脂肪酸が豊富。これには、血流をよくする効果も期待でき、健康と美容全般に威力を発揮します。