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【管理栄養士監修】秋といえば「さんま」!基本のおいしい焼き方

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秋といえば、さんま

秋の魚といえば、さんまを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
最近では、日本各地で「さんま祭り」も行われています。

今回はさんまの栄養価、おいしい焼き方や、さんまを使ったレシピ、旬、保存方法をご紹介します。

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さんまにはEPA、DHAが含まれます

さんまを食べると、健康によいとされる栄養素のEPAやDHAがとれます。強い骨の維持の助けをするビタミンDも含まれるので、成長期の子どもには欠かせない食材としておすすめです。

またさんまには、そのほかにも体によい栄養が含まれているので、「食べた人は元気になり、按摩(医者)に行かなくなるほどだった」といわれています。

さんまは、ほかの魚とは異なり消化器官に胃がなく、食道と腸がつながっています。消化が早く不純物が残りにくいため、内臓は傷みにくく、おいしく食べられます。
ただし、鮮度が命なので食べる際にはご注意を。

選び方のポイント

おいしいさんまの選び方のポイントをご紹介します。頭から背中にかけて盛り上がり、太っていて厚みのあるものには脂が多くのっています。

さんまだけでなく魚全般でいえることですが、魚は内臓から鮮度が落ちていきます。そのため、新鮮でおいしいさんまの選び方としては、お腹が張っていて硬いものを選ぶのがポイントです。

また、黒目の周りが透明ですんでおり、背の青色が黒々と光っていて、腹部が銀色に輝いているものもおすすめ。スーパーでパック売りされているさんまを選ぶ際には、ドリップが出ていないものを選びましょう。

調理のポイント

「さんまの塩焼き」といえば、秋になると一度は食べたくなるレシピ。すりおろし大根を添えて、温かいごはんと一緒に食べたいですね。

ここでは、基本のさんまの焼き方をご紹介します。

- さんまの水けをしっかりと拭き取り、型崩れや生臭さをとるため、全体に塩を振る(1尾の重量に対して1%程度)。
 ※水けを切った後、骨に沿って横一文字に切り込みを入れておくと、火の通りがよくなり食べやすくなります。
- グリル(中火)で8分ほど焼く。フライパンの場合は、弱火で動かさずにじっくり焼き、さんまの脂が出てきたら中火にして、こんがりと焼く。
- 裏返して片面も同様に焼く。

さんまは塩焼きのイメージがとても強いのですが、鮮度のよいさんまは、刺身にすると焼き物とはまったく別のおいしさが楽しめます。また刺身で食べるほうが、脂に含まれるDHAやEPAが失われず、効率よく栄養をとることができます。

煮魚にする際は、内蔵もおいしいので、ぜひとらずに調理してみてください。しょうがや山椒の香りを効かせるとよいアクセントになりますよ。

旬と保存の方法

さんまの旬は夏から秋。産卵のために北太平洋から日本の沿岸に寄ってくる10月頃は、最も脂がのっており、栄養たっぷりでおいしいのでおすすめです。

さんまを冷凍保存する場合は、頭と内蔵をとったら両面に塩を振り、ペーパータオルなどで水けをしっかり取り除きます。空気が入らないようにラップで包み、冷凍用保存袋に入れます。

数週間保存できますが、基本は数日で食べきりましょう。おいしく解凍するには、自然解凍がおすすめです。

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管理栄養士おすすめ!さんまレシピ3選

梅としょうがでさっぱり さんまの塩焼き
秋が旬のさんまを塩焼きに。ぽん酢しょうゆ、梅としょうがを合わせて、魚の匂いが気になる時でもさっぱりといただけます。
フライパンで さんまの炊き込みご飯
秋の食材を使った炊き込みご飯。食材それぞれのうま味や風味が詰まった一品です。こんがりとしたおこげが食欲をそそります。
さんまの蒲焼き丼
秋が旬のさんまを甘辛く味付けして蒲焼き丼に。お好みで爽やかな香りと辛味を持つ山椒をかけて。

さんまの栄養価

エネルギー
287 kcal
食塩相当量
0.4 g
たんぱく質
18.1 g
脂質
25.6 g
炭水化物
0.1 g
食物繊維
0.0 g
糖質
0.1 g
カリウム
200 mg
カルシウム
28 mg
マグネシウム
28 mg
リン
180 mg
1.4 mg
亜鉛
0.8 mg
ヨウ素
22 µg
ビタミンA
16 µg
ビタミンE
1.7 mg
ビタミンB1
0.01 mg
ビタミンB2
0.28 mg
ビタミンB6
0.54 mg
ビタミンB12
16.0 µg
葉酸
15 µg
ビタミンC
0 mg
ビタミンD
16.0 µg
ビタミンK
1 µg
コレステロール
68 mg
エネルギー
287 kcal
食塩相当量
0.4 g
たんぱく質
18.1 g
脂質
25.6 g
炭水化物
0.1 g
食物繊維
0.0 g
糖質
0.1 g
カリウム
200 mg
カルシウム
28 mg
マグネシウム
28 mg
リン
180 mg
1.4 mg
亜鉛
0.8 mg
ヨウ素
22 µg
ビタミンA
16 µg
ビタミンE
1.7 mg
ビタミンB1
0.01 mg
ビタミンB2
0.28 mg
ビタミンB6
0.54 mg
ビタミンB12
16.0 µg
葉酸
15 µg
ビタミンC
0 mg
ビタミンD
16.0 µg
ビタミンK
1 µg
コレステロール
68 mg
※可食部100gあたりの栄養価です

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編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士