なんと、良質なたんぱく質が60%以上!
スピルリナのおいしい食べ方をご紹介

スピルリナとは
ラテン語の「らせん」という言葉が名前の由来であるスピルリナは、藍藻類の1種で、顕微鏡で見るとその形がまさにらせん形をしている事から名付けられました。熱帯地方の湖に生息し、古くから周囲に住む人達の重要な食料として活用されてきたスーパーフードです。
スピルリナの栄養価

スピルリナは豊富な栄養成分と高い吸収効率があるので、少量を飲み物や料理に加えるだけで、栄養価のアップが見込めます。
良質なたんぱく質が豊富
乾燥したスピルリナは、成分中にたんぱく質が60%以上と、とても豊富に含まれており、そのたんぱく質もアミノ酸バランスのよい、良質な物であるのが特徴です。子どもにも大人にも重要な、体をつくる栄養素であるたんぱく質が、しっかりと摂取できます。
多数の栄養素をバランスよく
たんぱく質以外にも、ビタミンやミネラル、食物繊維等をバランスよく含んでいます。その栄養価の高さはまさにスーパーフード。抗酸化効果も期待できるβ-カロテンに、脂肪等の代謝を助けるビタミンB群、日頃の食事では不足しがちな鉄分など、女性の健康に重要な栄養素が特に多いのも嬉しいですね。
消化、吸収に優れています
せっかく栄養を摂っても、体に吸収されなければ意味がありません。スピルリナは細胞壁が薄く壊れやすいため、中の栄養素の消化、吸収が優れているのも大きなポイントです。
スピルリナの食べ方のコツ

料理に使うならパウダータイプを
微小な生物であるスピルリナは、加工によって錠剤のようにしたタブレットタイプや、粉末状のパウダータイプ等、製品によって異なる形態で販売されています。料理に使う場合は、パウダータイプが扱いやすいでしょう。
少量でも栄養価アップ
スピルリナの1日の摂取目安量は大さじ1杯(5g)程度です。あまり高温や、長時間の加熱は避けた方が無難ですが、ある程度の加熱は問題ありません。色々なお料理に、積極的に加えてOKです。
色と風味を活かしたレシピに
海苔に似た風味を持つスピルリナは、和の料理と相性がよい食材です。わかめ等の海藻類や、魚介類と合わせるのも、ほのかな磯の風味で相性よくいただけます。また、料理に加えると、スピルリナの濃い緑色が反映されるので、緑色が映える、または気にならないレシピに使うようにしましょう。
カレーやビーフ系のシチュー、ハンバーグ等の風味や色合いの濃い料理に少し混ぜてみるのも、気軽に摂取するのにはお勧めです。