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鉄欠乏性貧血対策にオススメ!管理栄養士厳選レシピ
公開日: 2016年2月29日
「すぐに疲れる」、「立ちくらみがする」、「朝起きるのがつらい」などと感じることはありませんか?もしかしたら、それは『貧血』のせいかもしれません。とくに女性は毎月の生理によって血液が失われるので、貧血になりやすいと言われています。今回は女性の健康週間に合わせ、おいしい健康の管理栄養士が鉄欠乏性貧血対策にオススメのレシピをご紹介します。
鉄には、肉・魚などの動物性食品に多く含まれる「ヘム鉄」と、植物性食品などに多く含まれる「非ヘム鉄」の2種類があります。 「ヘム鉄」は吸収率が高く、非ヘム鉄の約5倍といわれています。毎日の献立には、ヘム鉄を含む食品を意識的に使用すると、より貧血対策の効果が高まります。
- ヘム鉄を多く含む:レバー、赤身肉、魚、貝など
- 非ヘム鉄を多く含む:海藻、大豆、ほうれん草など
植物性食品に多く含まれる「非ヘム鉄」は吸収率が低めですが、ビタミンCと一緒にとることによって吸収率が高くなります。ビタミンCを多く含む野菜や果物(みかん、ブロッコリーなど)を、ぜひレシピに取り入れましょう。ただし、ビタミンCは熱に弱いため要注意。長時間加熱しない調理法がおすすめです。
たんぱく質も、ビタミンCと同様に鉄の吸収をサポートします。とくに、肉や魚介などの動物性たんぱく質は鉄の吸収率を高めてくれるので、貧血対策に効果的です。
2016 女性の健康週間
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