正月3日に食べると1年間病気しないといわれる「3日とろろ」。今も一部の地域に根付く行事食だ。年末年始の宴会で疲れた胃腸にもやさしく、腸からリセットする食物繊維を補給してくれる。ぜひお試しを。
「納得の結果」といえるかもしれないが、20〜30代女性が対象の調査では、2人に1人が正月太りを経験している。「太るのは一瞬なのに、元に戻すには何週間もかかる」と感じている人、多いのでは?
その実感には理由もあるようだ。「特に、体全体の機能が衰えていく30代以降は、一度つまずくと、元に戻すには倍のエネルギーが必要」と話すのは、東京女子医科大学東洋医学研究所の木村容子准教授。

2012年1月、全国の20〜39歳の女性500人を対象にメディアインタラクティブが行ったインターネット上でのアンケート調査によると、2人に1人は正月太りをしたと回答。太ったきっかけは、「食べ過ぎ」が93.3%で1位だった。


そこでお薦めしたいのが、「3日とろろ」。1年の無病息災を願う行事食だが、現代人の健康増進に役立つこと請け合いだ。低カロリーながら、たっぷりと食物繊維がとれるうえ、腹持ちは抜群。麦ご飯の大麦ととろろには、肥満や生活習慣病を防ぐ効用が詰まっている。
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大麦の効用をご紹介!大麦にはダイエット効果!»
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