麦とろご飯だと大麦とヤマイモの相乗効果が!

漢方でヤマイモは、生命エネルギーのもとである、「気」を補う食材と位置づけられる。「胃腸の調子を良くして気を作り出し、体を元気にする」と木村准教授。年末年始の行事を楽しみ、リフレッシュしたら「その後のメンテナンスが大切。麦とろご飯は、疲れていても食べやすく、大麦とヤマイモの相乗効果が期待できる」(木村准教授)。お節のあとは3日とろろを。

麦とろはここがスゴイ!食物繊維が麦とろご飯1杯で3.8g。もち2.5切れとほぼ同じカロリーで約4倍
お話を伺った方
木村容子准教授 東京女子医科大学東洋医学研究所
木村容子准教授
東京女子医科大学東洋医学研究所
お茶の水女子大学卒業。東海大学医学部に学士入学。医学博士。日本内科学会認定医。日本東洋医学 会専門医、指導医。著書に『女40歳からの「不調」を 感じたら読む本』(静山社文庫)、『ストレス不調を自分でスッキリ解消する本』(さくら舎)など。
竹内若子教授 名古屋女子大学家政学部
竹内若子教授
名古屋女子大学家政学部
名古屋女子大学家政学部卒業。2002年から現職。農学博士。専門は食品学、食品学実験。ポリフェノールの酸化酵素活性や穀類のでんぷん分解酵素活性などを中心に、身近な食材(野菜類、スプラウト類、ジネンジョなど)に含まれる成分の機能性を研究。