使える!ヘルシー料理のコツ

ピリ辛香辛料で、おいしく減塩!

香辛料で、おいしく減塩!?

日本人は「高血圧になりやすい」と言われているのを知っていましたか?その原因の一つに、食事による「塩分の取り過ぎ」が挙げられています。味噌、醤油などの伝統的な調味料や漬け物など、塩分が高いものを食べる食生活が関係するとも言われています。
逆に考えると、普段の食事の塩分を控えること(減塩)によって、高血圧になるリスクを下げることが期待できるのです。今回は、唐辛子やブラックペッパーなどの香辛料を使い、無理なく減塩料理を楽しむひと工夫をご紹介します!

減塩は、おいしくないと続けられない

加工食品や外食によくある濃い味付けの料理は食欲をそそり、ごはんもすすみますよね。ですが、濃い味付けの料理は使われている調味料の量も多く、知らず知らずのうちに必要以上の塩分を摂取してしまうことも。かといって「減塩」を意識しすぎて調味料を減らすだけでは、味がぼやけたりもの足りなさを感じてしまいます。

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正しい食生活は、はじめることも大切ですが続けることが何より大切です。せっかく食事を作るなら、自分にも家族にも満足してもらえるようなおいしい食事を作り、楽しく続けていきたいですよね。

香辛料のピリ辛は、減塩の救世主!

唐辛子、ペッパー、山椒、生姜などの香辛料は味覚を敏感にするため、上手に活用することで塩や醤油などの他の調味料の量を減らすことができます。まさに、減塩料理の強い味方です!
例えば、和風パスタを作るときに唐辛子を入れてみたり、ペッパーを和えてみたり。ペッパーはどんな料理にも合わせやすいので、まろやかな味のスープなどに振って味を引き締めてもいいですね。山椒はすこしとっつきにくく感じますが、麻婆豆腐などの中華料理のアクセントに使うポピュラーな使い方から、比較的淡白な食材に合わせて味を引き締めたり揚げ物の衣に混ぜてみたり、実は幅広く活用できる香辛料です。また、この時期は温かいスープに刻んだ生姜を少し加えても効果的ですよ。
調味料を加えるときはこれらの香辛料を先に加えてから、塩や醤油を味見しながら加えていくと、味付けがまとまりやすくなります♪

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香辛料には身体をあたためてくれるものも!

寒い季節、香辛料の上手な活用は、減塩につながるだけでなく身体も温まるので一石二鳥!トッピング的に手軽に使える香辛料も多いので、ぜひお好みにあったピリ辛メニューを探してみてください。