くらしの栄養学

短腸症候群(SBS)患者さんの「食べること」がごほうびになる日のために。おなかにやさしいレシピ5品

短腸症候群は砂糖やシュウ酸をはじめ、食事に制限が多い疾患です。「これ食べても大丈夫かな」と迷いながら食べるのは、もったいない。頑張った日のパエリア、ホームパーティのピザ、おやつのシュークリーム。腸への配慮を忘れずに、家族や友人と同じものを楽しめる5品を紹介します。

短腸症候群の食事についてもっと知りたい場合はこちら→ https://oishi-kenko.com/articles/sbs-meal

1. ごちそうごはん/フライパンでパエリア

魚介のうま味ぎゅっと。専用鍋不要、フライパン1つで本格的に。
調理時間 約45分(あさりの下処理は除く) / おなかにやさしい度 ★★☆

「パエリアって難しそう」というイメージがありますが、このレシピはフライパンひとつで完結します。米をとがずにそのまま使うことで本場の食感が再現でき、あさりとえびの旨みがごはんに染み込む贅沢な一皿です。ターメリックが鮮やかな黄金色を生み出し、見た目からもテンションが上がります。冷凍のむきえびやシーフードミックスで代用すれば、より手軽に作れます。

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フライパンで パエリア
魚介と野菜のうま味が染み込んだごはんがおいしいパエリア。ごほうびごはんやおもてなし料理にもぴったりです。

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2. おうちレストラン/ナシゴレン

15分でアジア旅気分。目玉焼きをのせたら、それだけでごちそう。
調理時間 約15分 / おなかにやさしい度 ★★☆

ナシゴレンはインドネシア発祥の炒飯で、「ナシ=ご飯、ゴレン=炒める」という意味。しょうゆ・ナンプラー・オイスターソースを組み合わせた複雑なうま味が、ふつうの炒飯と一線を画します。目玉焼きをのせれば映えも◎。鶏むねひき肉を使うため脂質が抑えられ、赤パプリカとピーマンが彩りを添えます。ナンプラーがない場合は同量のしょうゆで代用できるので、家にある調味料だけで完成します。

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ナシゴレン
ナシゴレンはインドネシア発祥の炒めごはん。半熟の卵を絡めながらいただきます。たんぱく質と野菜がバランスよくとれます。

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3. おうちレストラン/ケサディーヤ

アボカドとサラダチキンを包んで焼くだけ。メキシカンが、おうちの定番に。
調理時間 約30分 / おなかにやさしい度 ★☆☆

ケサディーヤはメキシコの定番料理で、トルティーヤに具材を挟んで焼いたもの。難しそうに見えて作り方は「のせて、折って、焼く」だけ。アボカドのクリーミーなペーストとサラダチキンの組み合わせが抜群です。トルティーヤはスーパーやオンラインストアで手に入ります。仕上げにチーズを加えるとカルシウムも補給でき、まろやかな味わいにもなります。おしゃれな見た目で、ホームパーティにも映えます。

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ケサディーヤ
メキシコで親しまれるファストフード。スパイスを使わずに、おなかにやさしいアレンジしました。

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4. おやつのじかん/きほんのバタークッキー

砂糖なし・低カロリー甘味料で作る、サクサクのアイスボックスクッキー。
8人分・32枚分 / おなかにやさしい度 ★★★

市販のクッキーは砂糖が気になりますが、手作りなら材料がわかって安心です。このレシピは砂糖を低カロリー甘味料に置き換えることで、短調症候群の方でも楽しめます。アイスボックス式なので生地を冷凍保存しておけば食べたいときに焼くだけ。分食のおやつタイムに最適な大きさで、体調に合わせて食べる枚数を調整できます。

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きほんのバタークッキー
低カロリー甘味料でもおいしく作れるきほんのバタークッキー。扱いやすい生地なのでお子さんと型抜きするなど、一緒に作るのも楽しめます。

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5. おやつのじかん/シュークリーム(豆乳カスタード)

豆乳カスタードとヨーグルトクリーム、2種のクリームで楽しめる本格シュー。
調理時間 約60分(冷却時間を除く) / おなかにやさしい度 ★☆☆

「シュークリームって自分で作れるの?」と思っている方のために。このレシピは豆乳カスタードを使うため乳製品が苦手な方でも楽しめます。中に入れるクリームはヨーグルトクリームと豆乳カスタードの2種から選べます。シュー生地はバターと薄力粉で作るシンプルなレシピ。「途中でオーブンを開けない」のが唯一のコツで、あとはしっかり温度管理さえすれば失敗しません。記念日やごほうびの日に、ぜひ。

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シュークリーム(豆乳カスタード)
豆乳を使ったカスタードをたっぷりのシュークリーム。甘味も控えめなので、軽い口当たりです。

<レシピ について>
● 短腸症候群患者さんの残っている腸管の長さや部位によって、安心して食べられる食材や少なめにしたい食材、食事の量は異なります。ご自身の体調に合う食材や調理法を見つけていきましょう。
●グラムで記載している分量は皮など廃棄する部分を取り除いた正味の量です。指定がない場合は、にんじんやじゃがいもは皮をむいた後の量を目安としています。
● ※1低カロリー甘味料は、主原料がアスパルテームのものを想定しています。そのほかの甘味料を使う場合は、レシピに記載されている砂糖の分量を参考に調整してください。
● しょうが、にんにくは生のものをきほんとしていますが、すりおろしはチューブのものでも構いません。
●塩・塩を含む調味料は、下痢やストーマ排液の量に応じて、多く摂取塩・塩を含む調味料は、下痢やストーマ排液の量に応じて、多く摂取する必要がある場合は量を増やすなど調整してください。

<作り方について>
●野菜や果物は、皮や種を除きましょう。
●電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍にしてください。
●オーブントースターは1000W(220~230°)を基準にしています。ワット(W)数が異なる場合は、加熱時間を調整してください。
●カルシウムはシュウ酸の排出を助け、尿管結石予防に役立ちます。また骨を丈夫にする働きがあります。

安心して食べられる食材や摂取を少なめにしたい食材は患者さんによって異なります。医療関係者と相談して、食事を楽しみましょう。

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編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士