冷凍クッキングのススメ 冷凍クッキングのススメ

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冷凍クッキングのススメ

冷凍すると、味が落ちてしまいそう……いえいえ、そんな心配は不要です。調味料と一緒に冷凍すれば、食材の組織が壊れ、しっかり中まで味がしみ込むのです。さらに、長時間煮込んだり焼いたりしなくても、くったりやわらか! 冷凍することで余分な水分が抜けるので、うま味が濃くなるというメリットまであります。手軽にできて、なおかつ、おいしい「冷凍クッキング」。忙しくなるこれからの年末年始にこそ、おすすめです。

撮影/広瀬貴子 スタイリング/しのざきたかこ

*冷凍保存については1週間が目安です。
*詳しい冷凍保存の方法についてはこちらをご参照ください。

冷凍クッキングのススメ 冷凍クッキングのススメ

教えてくれたひと

小田真規子さん 小田真規子さん
小田真規子さん

料理研究家。栄養士。女子栄養大学短期大学部卒業。香川調理製菓専門学校で製菓を学ぶ。1998年に独立し、スタジオナッツを設立。現在は雑誌、書籍、テレビなどで活躍。誰もが作りやすく、健康に配慮した料理がモットー。近著に『今日から料理を始める人の61レシピ』(KADOKAWA)がある。

スープで腸の大掃除 スープで腸の大掃除
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腸すっきり スープで腸の大掃除

年末年始にかけて、部屋だけでなく腸も大掃除しませんか? 今回は寒いこの時期に食べたい、食物繊維が摂れる熱々のスープをお届けします。スープにすると、素材からのうま味や栄養を余すことなく食べることができ、煮ることでカサが減るので、たっぷりと食べられます。また水分補給もできるので、便秘の方にピッタリなのです。
撮影/寺澤太郎

食物繊維を補うポイント

  • 1 全粒穀物を食べる
  • 2 きのこや野菜を食べる
  • 3 皮ごと使う
おいしい健康 管理栄養士

精製されていないオートミールなどの全粒穀物は、普段から是非取り入れてほしい食材。料理に少し加えることで、手軽に食物繊維を補えます。
きのこや野菜は食物繊維が豊富で加熱するとカサが減るので、スープにするとたっぷり食べられます。野菜を食べるときは皮を剥かずにそのまま食べると、効率よく食物繊維が摂取できますよ。

おいしい健康 管理栄養士

おいしい健康の編集部から

何かと忙しい年末年始。そんな時に皆様に知っていただきたい、冷凍クッキングのレシピをご紹介しました。冷凍は保存性を高めるだけでなく、組織が壊れてくたっとやわらかくなり、さらに少ない調味料でもしっかり味が染み込む、おいしくなる秘訣だったのです。余裕がある時に仕込んでおけば、いつでも手軽にごちそう料理が楽しめますよ。また第2特集は、便秘しがちな方に向けたスープ特集です。どのスープも手軽にできるので、寒い日の朝ご飯や、遅く帰った夜ご飯にもおすすめです。
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