真夏の栄養3原則 真夏の栄養3原則

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真夏の栄養3原則

暑い夏。外に出かけるのが楽しくなる一方で、熱中症や紫外線の心配が増えてきます。また、熱中症予防や暑さ対策から冷たい水やお菓子をとりすぎて、お腹を壊してしまうことも。たくさん汗をかく夏は、水分補給や、紫外線対策として抗酸化ビタミンを食事で補いたいものです。そこで今回は、水分や抗酸化ビタミンを含む食材やとり方、お腹の調子がよくない時にも食べやすいレシピをご紹介します。
撮影/鈴木泰介 スタイリング/久保百合子

真夏の栄養3原則 真夏の栄養3原則

教えてくれたひと

堤人美さん 堤人美さん
堤人美さん

料理研究家。料理研究家のアシスタントを経て独立。日常に寄り添いつつ、必ずどこかに新鮮さのあるレシピが好評。書籍や雑誌を中心に活躍。近著に『焼き煮込み 』(学研プラス)、『小さなひと皿100』(新星出版社)がある。

腎臓を労る くふうのレシピ
腎臓を労る くふうのレシピ
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腎臓を労る くふうのレシピ〜CKD3bの方へ〜

慢性腎臓病(CKD)とは、腎臓の障害が慢性的に続いている状態のこと。成人の8人に1人いるとされ(*)、新たな国民病とも言われています。一度、機能が低下した腎臓を回復することは難しいとされていますが、症状を進行させないことが大切です。そのためには、腎臓に負荷をかけない食事が大きなポイントとなります。
今回は、CKDステージG3bの方に向けたレシピをご紹介します。忙しい時や疲れている時でも作りやすく、物足りなさを感じないレシピばかりですよ。
撮影/寺澤太郎

*「日本腎臓学会 CKD診療ガイド2018」より

腎臓を労るための3つのポイント

  • 1 たんぱく質を控える
  • 2 塩分を控える
  • 3 カリウムを控える
おいしい健康 管理栄養士

たんぱく質や塩分の他、腎臓の働きが低下するとカリウムの制限が必要となる場合があります。
肉や魚を選ぶ時は、脂質の多い部分を選ぶと、たんぱく質を抑えつつ、不足しがちなエネルギー量を補えます。
また食材のうま味や甘味、調味料の酸味や辛味をうまくいかすことで、塩分を控えてもおいしく仕上がりますよ。
カリウムは水に溶ける性質があるので、ゆでたり、たっぷりの水にさらすと流出しやすくなります。

おいしい健康 管理栄養士

おいしい健康の編集部から

夏にとりたい栄養、とれていますか?特に水分は食後に少しだけ、日中も気がついた時だけという方は意外と多いのではないでしょうか。そこで今回は、水分・食物繊維・抗酸化ビタミンを補える食材を使ったレシピをお届けします。暑さで食欲がない時にも食べやすく作りやすいので、ぜひお試しください。
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旬の食材を使ったレシピが大集合

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